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COLUMN > GAUZINE > No.026


GAUZINE index





================================================ No.026 2001/02/14 ===

  W E B  D E S I G N E R S  M A G A Z I N E  G A U Z I N E

   [COVER] http://www.gaucho.com/gauzine/gallery/010214.html 

======================================================================
                        配信部数:6,177部
『GAUZINE』 No.026 のラインナップ
 ┃
 ┣『映像作家研究ファイル』「ケヴィン・スミス」
 ┣『CREATORS INTERVIEW』「Suzumari & Passo」
 ┗『GREAT WEB CREATORS』「eBoy」

 
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『映像作家研究ファイル』
 WEB制作者のための映像制作入門/鑑賞編 vol.14
  「笑える会話〜ケヴィン・スミス」 
======================================================================

『映像作家研究ファイル』は、WEB制作において今後増えていくことが予想さ
れる Flashムービーやストリーミングビデオなどの「動画・映像コンテンツ
制作」のヒントになるものを模索・研究していこうという主旨の企画です。


■ 笑える会話がベースの映像〜ケヴィン・スミス
┗ http://www.asmik-ace.com/ChasingAmy/Interview.html

今回は「クラークス」「ドグマ」などの作品の脚本と監督を手掛けている
ケヴィン・スミスをご紹介します。ケヴィン・スミスの場合、映像作家と
いうよりはむしろ脚本家と呼んだほうがいいと思うのですが、自分の脚本
を通す権限をもつために監督もやっている、というところが本音のようで
す。ですから、本人も言っているよう映像にはあまりこだわっていないみ
たいです。とはいえ、会話を引き立てる上での映像づくりを行なう場合、
多いに学ぶべきところがあります。

ケヴィン・スミスのデビュー作
「クラークス」(1994) http://www.uplink.co.jp/clerks/
 は、1994年サンダンス映画祭で一躍注目され、その後、
「モールラッツ」(1995) http://www.viewaskew.com/mallrats/
「チェイシング・エイミー」(1997) http://www.asmik-ace.com/ChasingAmy/
「ドグマ」(1999) http://www.dogma-jp.com/
 と4本の作品を発表。日本では、
「チェイシング・エイミー」公開あたりから少しづつ注目されはじめ、
 昨年、デビュー作の
「クラークス」と4作目の「ドグマ」が劇場公開されました。
 ┗ http://www.uplink.co.jp/clerks/m1F.html

◆ タランティーノの影響

わたしが最初に観たケヴィン・スミス作品は「ドグマ」だったのですが、「ド
グマ」の中で繰り広げられるおかしな会話のやりとりを観てて思ったのは、こ
の雰囲気って、どこかタランティーノ作品に似てるな〜ということでした。
「レザボワ・ドックス」や「パルプ・フィクション」におけるちょっとマヌケ
なおかしな会話のテイストが「ドグマ」の会話のテイストにもあります。

そう思って調べてみると、やはりケヴィン・スミスはタランティーノ作品に影
響を受けてました。インタビューでスミスは「パルプ・フィクション」を観て
「映画は何でもありなのだ」と目からウロコが落ち、映画の可能性に気づいた
と、語っていました。ケヴィン・スミスは、タランティーノ作品の「セリフの
妙」に自分の方向性を見いだしたようです。


◆ 低予算デビュー作「クラークス」

ケヴィン・スミスがデビュー作の「クラークス」を撮りはじめたのは、まだ24
歳のころですが、当時カネもコネもほとんどないスミスは、映画の資金をさま
ざまなところからかき集めました。コミックおたくだったスミスの宝物でもあ
る自慢のコミックコレクションを3000ドル(約40万)で売り払ったり、映画学
校の授業料をつぎ込んだり、洪水で被害にあった車の賠償金や友人・知人から
かき集めた27575ドル(約350万)の資金で「クラークス」は作られました。
スタッフやキャストも自分の友人、知人にたのみ、当時ケヴィン・スミスが
アルバイトしていたコンビニ(クイック・ストップ)を借りて21日間で撮影
されたとのこと。

もちろん、コンビニ営業中は撮影もできないので、撮影は閉店後か、昼間の
シーンは屋上や早朝の開店前に行なわれた。実際、そのコンビニで4年間働いて
いたスミスは、コンビニにやってくる奇妙な客の実態を自分の目でつぶさに見
ていたわけであり、「クラークス」に登場するヘンなお客「牛乳おばさん」や
「完璧な卵を探す男」のエピソードは実際のモデルになった人物がいるとのこ
と。(#「クラークス」のビデオは2001/2/26発売予定)


◆ 壮大な教会パロディ・コメディ「ドグマ」

「訳あって世の中、ぶっ壊すことにしました。」
というキャッチコピーもチト過激ですが、「ドグマ」はある種の宗教界や教会
をパロディにした特殊効果付きアクションコメディです。
天使や悪魔、黒人の使徒や芸術の女神からキリストの末裔、はたまた神様まで
登場する天界オールスターキャストによって繰り広げられる、壮大なファン
タジーは、大方の予想どうりジョークの通じない一部の教会関係者からは「神
の冒涜である」と批判を受けていたようです。
しかし、自分も熱心なカソリック教徒であるケヴィン・スミスは決して神を冒
涜するつもりで「ドグマ」を作ったのではないことを強調しています。

「本来、神の声を伝えるべき立場にある教会の頭の中にあるのは自分の宗派の
ことだけ。神よりも自分の宗派を守ることのほうが大事になってしまってい
る。」と語るスミスは、本来教会がやるべき「神の声を伝える仕事」を、映画
というメディアを使ってみずから代行しようとしたのかもしれません。

主人公の二人の天使はフード付きのトレーナーを着て登場するのですが、これ
は中世の絵画に登場する天使のほとんどがフード付きの法衣を着ているという
綿密なリサーチからの発想だったり、キリスト=白人とか、神=男性という根拠
のない定説を、聖書記載もれの黒人使徒や女性の姿をした神さまを登場させる
ことによってひっくり返す奇抜で大胆な仮説を提示しています。

今まで宗教とか神とか教会についてあまり関心のなかった人々に、そういった
世界の存在を考えさせるきっかけを与えたという功績を考えれば、神の冒涜ど
ころか立派に「神の声を伝える仕事」に貢献しているようにも思えます。

何らかの情報を人に伝える場合、ただ単にそのままストレートに伝えるのでな
く、「娯楽」や「笑い」というスパイスを加えた、よりわかりやすい表現方法
で伝えたほうが内容によっては伝わりやすいわけであり、「クリエイター」と
呼ばれる人の仕事や表現というものは結局そういうことなのかなと思えます。
「ドグマ」の台詞によると、神さまは「ひょうきん」な方らしいので、教会の
ような厳粛な場所ではなく、コメディのような笑いのある舞台において表現さ
れるほうがより望ましいという発想なのかも。


◆ スレスレだからこそ笑える会話

とはいえ、やはりケヴィン・スミス作品の一番の魅力はその「会話」の妙にあ
ると思います。タランティーノの場合、ストーリーの流れとはあまり関係ない
ところで繰り広げられるマヌケでおかしな会話が笑えるのですが、スミス作品
の場合、その「笑える会話」自体がストーリーの主軸という感じがします。ま
さに「笑える会話」を観せる作品です。

しかしその反面、スミスのちょっと一言多いセリフやあからさまなパロディが
各方面の怒りをかっていることもまた事実です。
「地獄よりもひどいところだ、ウィスコンシン」でウィスコンシンの住民を敵
に回したり、「マヌケなカモノハシ」で動物愛護団体からクレームを受けた
り、ウインクして親指をたてた新しいキリスト像「バディ・キリスト」
 http://www.dogma-jp.com/ を作って、教会から叱られたりと、あちこちから
さまざまな怒りをかってます。特に「ドグマ」の中で、あるキャラクターを世
界中にはやらせ、そのグッズやビデオで一大キャラクター帝国を築き上げた会
社の役員を「偶像崇拝の罪」 http://www.dogma-jp.com/glossary.html だと
いって天使が全員虐殺しちゃったりするシーンがあるのですが、それを観たあ
る会社が激怒してきたという話もあります。虐殺だけならまだしも、その会社
の役員の人格までをもパロディにしちゃってますから、激怒もすることでしょ
う…。ジョークも行き過ぎると笑えない場合もありますが、そのスレスレのあ
たりで毒を笑いに転換するお茶目なセンスがケヴィン・スミスの魅力でもあり
ます。


◆ リンクする作品群とケヴィン・スミスの新作

ケヴィン・スミスの作品をどれか一本でもご覧になったことのある方はご存じ
かと思いますが、スミスの全作品に登場しているキャラクターがいます。
ドラッグ漬けで頭の中はセックスのことしかない、おしゃべり「ジェイ」と、
無口な「サイレント・ボブ」のコンビです。実はこの「サイレント・ボブ」は
ケヴィン・スミス本人が演じているのですが、アブないなセリフは全部ほかの
役者にしゃべらせ、自分はだまってる、というなかなかズルイ手(笑)を使って
演じてます。

「ドグマ」のラストで、ジェイとサイレント・ボブが「コンビニにでも寄ろう
か」というセリフの予告どうり、スミスの5作目となる最新作はこの二人がつ
いに主役に昇格するようです。タイトルは、
「Jay and Silent Bob Strike Back」 http://us.imdb.com/Title?0261392
で今年1月に撮影を開始し、8月には全米公開とのこと。

あと「クラークス」「モールラッツ」「チェイシング・エイミー」の会話を
よ〜く聞いていたら、劇中で別の作品の同じ名前がでてきたりして、各作品が
リンクしていることがわかります。このあたり隠れネタを発見するのもスミス
作品の楽しみかと思います。周到の構築されたスミス・ワールドは実は、
スター・ウォーズ並(?)に壮大なドラマなのです。(# 詳細は「クラークス」
の劇場パンフレットのウエイン町山さんの記事に書いてあります)

ケヴィン・スミスの作品は見る人を選ぶかもしれませんが、一度気にいった人
はけっこうハマッテしまう魅力も持っています。興味をもたれた方は一度ご覧
下さい。セリフを楽しむという意味では、日本語吹替版を借りるというのもひ
とつの手かもしれません。会話が膨大なので、目で読むよりは、耳から聞いた
ほうがより単純に笑えるかもしれません。ということで、わたしもそろそろコ
ンビニに行く時間なので今日はこのあたりで ……。

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★ ケヴィン・スミス 作品関連サイト
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◆ ケヴィン・スミス・インタビュー
┗ http://www.asmik-ace.com/ChasingAmy/Interview.html
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◆「クラークス」
┗ http://www.uplink.co.jp/clerks/
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◆「モールラッツ」
┗ http://www.viewaskew.com/mallrats/
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◆「チェイシング・エイミー」
┗ http://www.asmik-ace.com/ChasingAmy/
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◆「ドグマ」
┗ http://www.dogma-jp.com/
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◆ View Askew Productions
┗ http://www.viewaskew.com/   #ケヴィン・スミス作品関連情報満載
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◆ Kevin Smith
┗ http://us.imdb.com/Name?Smith,+Kevin
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『CREATORS INTERVIEW』
  WEB制作に関わるクリエイターの方々へのインタビュー
   「 Suzumari & Passo 」 
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◆「CREATORS INTERVIEW #014 〜 Suzumari & Passo 」

第14回目のゲストは、以前にもご登場いただいた「すずまり」さんこと、
鈴木麻里子さんと、「パッソ」さんこと、福本元実さんのお二人を迎えて、
「笑える会話」についていろいろお話をおうかがいしました。
お二人とも、ネット上ではもう4年以上のおつきあいになりますが、わたしを
メールだけで爆笑させることのできる数少ないの笑いの達人として「笑える
会話」について笑い抜き(?)で語っていただきました。

#以下、[Suzumari] は鈴木さん、[Passo] は福本さんのコメントです。
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[gaucho]
今回は「笑える会話」というテーマでいろいろ考えていこうと思うのですが
二人がお好きな「笑える会話」というのはどんなものがありますか。
わたしの場合、最近だと、KDDIの一連のCMの会話がけっこう気にいっている
んですけど。

[Suzumari]
好きであります。かなり自虐的で。
あと「フジカラーで写そう」も好き〜。

[Passo]
会話にあまり力がはいっていなくて、商品を売る気があるのかなって雰囲気が
いいですね。私の妻も覆面座談会みたいなことをやってみたいって言ってまし
たよ。覆面しなくてもよくしゃべるんですけどね。

[Suzumari]
だるそうな会話が逆に印象に残っちゃうんですよねぇ。

[gaucho]
あと、KDDIのフロント編なんて、会話といっても心の中の会話なのですが、そ
のかみあわなさ加減がなんともおかしい。結局、会話がちぐはくだったり、う
まくかみ合わなかったりするのが、ハタから見てると笑えるんでしょうかね。

[Passo]
あれ大好き。何度見ても笑っちゃいます。最後のオチで笑わせるのではなく、
全体が面白いですからね。CMは繰り返し見るものだからやはり何度見ても面白
くないと。

[Suzumari]
「ひょっとしてボクのこと好きなんですか!?」ってあの目はないだろあの目は!
とかね〜(笑) 結局伝わったのは回りのおじさんで、チャック全開で仁王立ち
してる彼じゃないって点がまた…。
しかしあのホテルはチャック全開野郎の宝庫なのか!?(爆)
もしかしたらその後の展開としては料金の部分で「閉めるところは閉めて…」
みたいな展開になるのかしらとか想像させる。

[Passo]
私もよくチャック全開で仕事してるなぁ〜。心も全開なんだよ。

[gaucho]
ちなみにあのフロント編CMって、企画:澤本嘉光(電通)、演出:三木俊一郎
という人たちがやってて、同じコンビでANAのCMで鉄腕アトムが飛行機に乗っ
てるCMとかも作ってるんです。こんな会話の。

「あのー、もしかしてアトムさん。」(乗客:大杉 漣)
「あ、はい。」(鉄腕アトム: 吹越 満)
「ちょっと失礼。本当だ、鉄腕だ。
 でも、どうして自分で飛ばないんですか?」
「つまんないんですよー、一人って。
 とにかく寒いし、せっかく旅するのに。」

[Suzumari]
あ、その吹越さんが出演してるフジのドラマ「2001年のおとこ運」で、彼の
携帯の着メロは鉄腕アトムだったぞ。

[gaucho]
最近のドラマのスタッフって、結構そういう隠れリンクみたいなところに
こだわって楽しんでるみたいですね。「踊る」とか隠れリンクの宝庫だったし。
そういえば、吹越さんって昔ロボコップ芸やってたけど、ロボットと縁
あるみたいね。

[Passo]
ヒーローって基本的に孤独ですからね。最近のヒーローは群れているけど、昔
は結構ひとりで闘っていたような。スパイダーマンがビルの谷間でひとりハン
モック(っていうのかな)で寝ているシーンを見たときは思わず涙ぐみました。
御飯もひとりで食べるのかな?あれ?スパイダーマンって口があったっけ?

[Suzumari]
ペプシマンには口があったけど、スパイダーマンにはないんじゃないかな。

[Suzumari]
そういえば!
御飯で思い出したんだけど、Passoさんが某MLで書いてた「お弁当盗難事件」
のときの一言がよかったっすよね〜!お弁当が盗まれるという状況も珍しいん
だけど「あ〜、それならもう少し豪華な弁当にしておくんだった。」
っていう奥さんのコメント。いつもこういうやりとりしてるんですか?
いつもこんなふうだとあんまり喧嘩とかもしなさそうに思えるけど。

[Passo]
喧嘩はほとんどしたことないですね。まぁ基本的に我が家はバカなのでとぼけ
た会話はいっぱいあります。たまたま私が賢いので本人達が気づかないおとぼ
けな会話をすくい上げるわけです。
<まさかGAUZINEを家族は読まないだろな〜(^^;;;

[Suzumari]
ほ〜ぅ。たまたまPassoさんが賢い…っと(メモメモ)

[Passo]
こらこら、そんなどうでもよいこと・・ちゃんとメモしなさい。

[gaucho]
そのほかにお笑いグループ、コメディアン、作家とかでお好きな方とかい
らっしゃいますか。

[Suzumari]
特定のグループっていうんじゃないけど「笑う犬の冒険」の「ゆきおとひろし」
のコーナーがかなり好き!あの会話、バカバカしすぎ!

[gaucho]
わたしの場合、最近だとクドカンに注目してるんですけど。

[Passo]
クドカンって?新しいヨウカン?クルミとドリアンの缶詰?
まさか、クドーシズカの簡易保険じゃないよね。

[Suzumari]
おおぅ。クドーシズカさんもママになるからそのうち簡易保険のCMとかも
あながちウソじゃなさそーだ!っていうか!
「クドい味のヨウカン」のことをナウなヤングはそういうのさ。
そんでもってそれを「さぁさ、おじいさんこれが流行りのクドカンだよ」
なんつっておばーさんがお茶受けに出したりするでしょ。そうすっと、
おじいさん辺りが「なんぢゃ〜わしゃもうおまえさんをクドカンぞ!」
なんて言うもんだからおばーさんが「ヤダよおじーさんたら何を今更!」
なんてことになってさ、いつまでもほのぼの夫婦円満になるわけさ。

[Passo]
夫婦円満の秘訣ったら唯一既婚者の私に言わせてもらえば、やっぱなんちゅう
か、あのぉ、そのぉ、このぉ・・・。
<言いにくいんだったらしゃべるなっちゅーの、とツッコミ。

[Suzumari]
先生しつもん!
そりは誰でも可能ですか場所は選びませんかお金かかりませんか?

[Passo]
既婚者であれば誰でも可能です。場所は趣味の問題ですので選びません。勿論
場所に金をかけようがかけまいが自由です。ただし家で夫婦円満になるにはそ
の他の家族の動向には配慮すべきです。ハムスターは起きてても無視して構わ
ないと思います。

[Suzumari]
おお〜ぅ!(若干1名でどよめく)
んじゃ見学させてもらうことは不可能なんですか!
ハムスターのふりはダメですか!
しつこいですか!

[gaucho]
おひおひお二人さん。
クドカンだけでホントよ〜くそこまで話広げられますね。
クドカンって、大人計画の俳優、作家でもあり「池袋ウエストゲートパーク」
や「ロケットボーイ」の脚本も書いてる宮藤官九郎のことですよ。
http://www9.big.or.jp/~otona/profile.htm#kudou
役者としても「二千年の恋」で中山美穂の同僚のプログラマー役とか、
「踊る秋スペ」の放火犯役とか脇でいろいろやってました。

[Passo]
あっ、クドカンって、人の名前だったのね。こりゃ失敬。

[gaucho]
そういえば「笑う犬の冒険」とかにも作家としてからんでたり、深夜に
キムタクがやっている「TV's HIGH」もクドカンがらみなんですよ。
最初、それを知らずに観ててメチャおもしろかったので、一体誰が台本が
書いたのかな、と思ったら、「作:宮藤官九郎」でした。
深夜枠で視聴率6.2%って、ほかの深夜番組の3倍なんですって。

[Suzumari]
台本誰が書いたのかって調べるところがすごいのー。

[gaucho]
やっぱ面白いものを見ると、誰がつくっているのかついつい気になって
しまうんですよね。

[Passo]
う〜ん、それってある種のビョーキだね。私も「チョコエッグ」に入って
いるフィギアの原型を作ったのは、…なんてこと調べたりしちゃいます。
このビョーキは直しようがないね。

[gaucho]
うん、そうかも。
でも、宮藤官九郎の脚本って、ある意味予測不能な笑いがあって新鮮なん
ですよ。ちょっと意味不明なところはネプチューンのホリケンの笑いにも
通じるところがあって、なかなかシュールなんです。一見、変化球の人か
なと思ってたけど、「ロケットボーイ」とか見ていると結構直球でも勝負
できる実力持ってそうだから、今後益々期待できそう。

[Suzumari]
予測不能かぁ。確かに。「恋は余計なお世話」を見たとき思った。
わけわからんけどおかしいと思った!そこに大竹しのぶに深津絵里!
おとぼけ+弾丸って感じのしゃべりでさらにドタバタ!本人も登場!

[gaucho]
あっ、あれは同じ大人計画の松尾スズキ作・演出なんです。
でも、やっぱり笑いのテイストは同じ劇団なので似てますね。

[gaucho]
「笑える会話」に関連した話で、最近だと「笑えるメール」というのも
あると思うんですよ。例えば、PassoさんのMLとかでの投稿を読んでいると、
大抵どこかでさりげなくギャグが入ってたりして、いつもモニターの前で
笑っているんですけど、あれって自然と浮んでくるのですか?

[Passo]
一言で言うとビョーキです。ビョークじゃないよ。あ、すでにビョーク、
じゃなくてビョーキが・・ってもう、訳わかんない。

[gaucho]
まさに条件反射的ですね。

[Suzumari]
なんだよーみんなビョーキなのかよー。
それって超ヤバくなぁ〜ぃ?(語尾上げる)

[Passo]
やっぱ、家風でしょうか。私は昭和20年代、っても後半ですが、そういう時代
に産まれましたが、家は自由な雰囲気でした。ホントはどこの家庭にもあるよ
うに色々あるわけですけど、親父も祖父さんも結構会話にギャグを入れようと
してましたねぇ。少なくとも、「文武両道」「夫唱婦随」「天地無用」な硬い
家じゃなかったです。

[Suzumari]
いいなぁ〜うちの実家はあんましそういうトークなかったかもー。
あたしがしゃべりまくってると母が「あんたは口から生まれた」とか言ってた
し、父に至っては「おまえ、嫌われてるだろう!」なんていいやがった。
「もっと女性らしくしろ」と言う割に「実は男の子が欲しかった」とか言う
し。「あ〜っと驚くタメゴロ〜」なんつってあやすからこういう人間になっち
まったってことを自覚して欲しいねッ!

[Passo]
おおぅ、Suzumariさんはタメゴロ〜だったのか。ちょとキビしい過去だね。
そのトラウマが現在のあなたを形作っているワケだ。結構いい家族じゃん。

[Suzumari]
あたしを作ったのはネズミとウマみたいだよ。

[gaucho]
あっ、「池袋ウエストゲートパーク」のトラとウマのギャグ思い出した。
トラウマを、トラとウマの二重人格と勘違いしてる長瀬くん。(笑)

[gaucho]
でも、そのビョーキのように挿入されるギャグでホッとしている方も
結構いらっしゃるんじゃないかなと思うわけです。
MLって、ときどきディベートみたいな討論会になったりすることあるじゃ
ないですか。それはそれで意味のあることなんですけど、そんなとき、なに
げにPassoさんの「自称ゴミメール」が、そのMLの雰囲気を一転させること
があるですよね。

[Suzumari]
そーですね〜。それがいい意味で話の腰を折るからね。

[Passo]
いい意味の場合は「話の腰を揉む」って言うんだよ。

[Suzumari]
みんなPassoさんに揉まれてたのかー知らんかったー(爆)
さすが夫婦円満は言うことが違うネ!

討論するのはいいんだけど、その人の人格まで否定するような発言って嫌い
だし、いろんな考え方があって結論の出ない話だってあるし、その暴走を
どこで誰が止めるのかってハラハラしちゃうけど、Passoさんのビョーキ(?)の
おかげでティータイムを設けることができるでしょ。

[Passo]
うーん、トゲトゲした雰囲気っていうのが何となくイヤで。技術論なら勿論激
しい論争があってもいいんだけど、技術がいつのまにか情念に変わってしまう
ことが多々ありますね。そうなると空しい論争が延々続くから。人格否定まで
いったらもうそれこそ笑うしかないね。

[gaucho]
確かに「ことばの暴力」って、なぐられるより痛いかもね、心が。

[Suzumari]
「まぁまぁ抑えて抑えて…」とは書いてないんだけど、そうしたくなるのだ。
当のPassoさんはときどきオチの無いメールだと自分で悩んでるけど(笑)

[Passo]
私と同じ郷土つまり同じ県に、結構有名なWEBデザイナーっていうかプロデュー
サがいるんですけれども、彼にも言われました。「Passoさん、メールでなにも
そこまでオチにこだわらなくても」って…。もう、それこそ私としては笑うしか
なかったのですけどね。これからはオチるようなオチないような、みんなが一瞬
さっとひくような、「ふかわりょう」的ギャグが良いかなと思ってます。

[gaucho]
確かに、最近、オチないギャグとか、意味不明の笑いっていうのが、反則技的に
新鮮だったりするんですけど、それをやりすぎてしまうとやっぱり不自然になる
ので、タイミングとか使い方のセンスが大事になると思うわけです。

ダウンタウンの松ちゃんが「日経エンタ」で言ってたけど、みんな変人だと、
逆に笑えない、まともな人間がいてこそ変人のおかしさが生きてくる、と。
確かに比較するものやメリハリがあってこそ笑いが生まれんだと思います。

[Passo]
ある程度の常識とか知識の共有があってこそ、笑いも生まれてくる。最近、成人
になった人にインタビューしている番組を見たんですけど、抱負を聞いたら新成
人が「え、ホーフってなんですか?」って逆に聞き返していた。言葉の通じない
人と「笑える会話」は無理かなぁって暗い気持ちになっちゃった。勿論こちらも
若い人の言葉を覚える努力が必要なのかもわかんないけど、せめて中学レベルの
日本語はマスターしていただけたらと・・。

[Suzumari]
その話自体が笑える!!
それじゃとても知的な笑いとかジョークが通じるとは思えんねー。

[Passo]
まぁ、我々が今やっている会話も知的から言えば相当アレだけどねー。

[gaucho]
確かに。今後はジョークにも字幕で解説つけないといけなくなるかもね。
ところで、人間って、どうして「笑い」が好きなんでしょうね。

[Suzumari]
精神が安定するからじゃないですか?
苦境に陥ったときとか精神的に追い詰められたとき、人は笑っちゃうじゃ
ないですか。それは心のバランスをとろうとして、自然にそうなるって聞いた
ことあります。だから意識的にちょっと口の端を上げて微笑んでみるだけで
落ち着くらしいですよ〜。
でもむやみにやると怪しいですよ〜。
満員電車の中でやらないほうがいいですよ〜(爆)

[Passo]
ニンマリ笑いながら車の運転をしている人を時々見かけるけど、結構怖いです
よね。

[Suzumari]
お腹抱えて笑ったあとってすごく爽快な気分になるでしょ。軽く運動した
みたいな適度な疲労感っていうのかな。だからストレス発散の効果もあると
思うよ。

[Passo]
笑いっていうのは、多分生理学的にも一番不思議な分野ではないですか?ホン
トで大笑いしている人って、客観的に見ると「不可思議な痙攣」って思える。
笑いって痙攣なのかな?

動物も笑うように見えるときがあるけど、真実はよくわからなくて、ある科学
者いわく「動物の行動はあらゆる人間的な推察を否定して、もっとも非人間的
な考察を採るべきである」と言っていますけど。あ、これ思い出しながら言っ
ているのでオリジナルとはかなりかけ離れていると思いますが、要はあまりに
人間的な見方で動物を観察してはいけないってことなのでしょう。

それが正しいのかどうかはわかりませんが、そうだとすると、「笑い」ってい
うのは最も人間的な所作だと思います。肉体的なダメージで・・・ではなく、
精神が不可思議な作用で痙攣する。それも往々にして楽しい事に。それが人間。
笑いの無い人がいた場合、それはその人が人間的ではないか、もしくは、非人
間的な環境におかれているからだと思います。「笑いの質」も考慮するとある
種の判断のモノサシになるかもしれません。

[Suzumari]
Passoさんめ!難しいこといいおってからに〜!
えっと、Passoさん…は、ムズカシイこと…も…言う…と(メモメモ)

[Passo]
私が難しいことを言うときは笑いドコロです。メモする必要はないですよ。

[Suzumari]
初対面から笑って話せる相手だと長く付き合えそうだなーって思わん?
ココロがさ、チャック全開になる(Passoさん前述)ってことでしょ。
笑ってるときって「素」になるでしょ。余計なものがなくなる気がするよ。

[Passo]
「仮面」をつけて笑うのってむずかしいしね。

[gaucho]
なるほど、お二人のコメント納得できます。
「笑い」が病気を癒す働きがあることは、実際医学界でもある程度認められて
いますし、「笑う」ことによるある種のリラックス効果がきっと人間の免疫性
を高める働きを持っているんでしょうね。
みんなココロのチャックを全開にして笑うことによって、実は「素」の自分
をとり戻したいのかも…。

[gaucho]
今日はいろいろ楽しいお話ありがとうございました。

[Suzumari]
こちらこそお世話になりました。
でもやっぱりズボンのチャックは閉めてください。
トイレから出てくる時はチャックしめてから出てきてください。
あ!入る前からチャック開けるのも禁止とします!

[Passo]
え?アレ?なんでおいらの顔見て言うかなぁ・・。当たっているだけに、こりゃ
もう笑うしかないね。
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★ Suzumariさん 関連サイト
┣「WOODYBELL.COM」 http://www.woodybell.com/
┗「Oyaziman's World」 http://www.netlaputa.ne.jp/~mariko/
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★ Passoさん 関連サイト
┣「気分はパッソ」 http://www.apionet.or.jp/~fukumoto/
┣「お宿 夢彦」 http://www.yumehiko.co.jp/
┗「因幡温泉郷〜いなば面白館」 http://www.inaba-spa.net/movie/
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『GREAT WEB CREATORS』
  海外で注目されているWEB制作会社の紹介
    「eBoy」 http://www.eboy.com/
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今回は、ポップでキュートなビジュアルやゲームなどで楽しませてくれる
ドイツのユニット「eBoy」をご紹介します。その独特のドット絵風アイコンや
ユニークなフォント使いは世界中の若いクリエイターたちに影響を与えている
ことでしょう。
http://www.eboy.com/pages/works/fonts/fonts.html
http://www.eboy.com/pages/press/press_banner.html

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★「eBoy」制作サイト
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◆ eCity
┗ http://www.eboy.com/pages/works/ecity/ecity_index.html
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◆ eboycards
┗ http://www.eboy.com/pages/works/eboycards/eboycards.html
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◆ Netbaby
┗ http://www.netbabyworld.com/
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◆ Spring Break
┗ http://www.mtv.com/mtv/tubescan/spring/spring99/spring_break/game.html
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◆ eBoy
┗ http://www.eboy.com/
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『編集後記』
 「笑えない事件」と「アンブレイカブル」
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今回は、昨年の7月につづき「笑い」というテーマの中でも「笑える会話」と
いう部分に焦点をあてていろいろ考えてきました。「笑い」というのは、
実はものすごく深いテーマで、基本的には人を楽しませてくれるものなのです
が、ちょっと使い方をまちがえるとと、人を不快にしてしまったり、誤解を与
えてしまったりすることもあります。そのあたりの境界というものは、人それ
ぞれなのでひじょうに微妙な部分なのですが、何らかのメッセージを伝える場
合に「笑い」や「ユーモア」のもつ特性をうまく使うことは、日常の会話にお
いてもひじょうに効果的であることは皆さんもよくご承知のことかと思います。

テレビで流れるほとんどのCMに「笑い」や「ユーモア」のセンスが含まれてい
ることを考えても、世の中はきっと何らかの「笑い」を求めているのだと思い
ます。「笑えるCM」の一方では「笑えない事件」が毎日のように報道される今
の時代ですが、まずは「笑う」ことによって体も心もリラックスさせてから、
「笑えない社会」をいかにしていくか考えることが大切なように感じます。
肩に力が入っていては、なかなかいいアイデアもでてきませんしね…。

あっ、それと12月の「GAUZINE」でご紹介していた
「アンブレイカブル」 http://www.movies.co.jp/unbreakable/
ですが、先日観てきました。「シックス・センス」にひきつづき、またしても
シャマラン監督に「やられた〜」という感じでした。くわしいことはあまり
言えませんが、わたしはプールに落ちたあと起こるあるシーンに一瞬釘付けに
なりました。あのシーンが最も感動的でしたね。そして、またしても驚愕の
ラストが…。是非ご覧下さいませ。

次回発行は、2001年3月14日(水)の予定です。
最後までご覧になっていただき、誠にありがとうございました。

====== WEB DESIGNERS MAGAZINE 『GAUZINE』 ==========================
 発 行    G A U C H O  [ http://www.gaucho.com/ ]
 編 集    尾崎 英明  [ mailto:gaucho@hal.ne.jp ]
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